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キルギス |
こだわりの旅・Flatto 中央アジア・キルギス・・・ |
ビシュケク
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キルギス共和国の首都で、最大の都市です。
街の南に天山山脈のキルギス・アラトー山域が広がり、北側には地域最大の川、チュイ河が流れています。元々はシルクロード天山ルートの宿営地で、現在のビシュケクは1825年に要塞都市として築かれました。
1926年、ソ連の自治共和国となり、市の名称は「フルンゼ」と改名されましたが、今のビシュケクという名前に改名されたのは1991年2月のことです。
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キルギスの祭り
12月31日「お正月」:
キルギスの代表的な祭りの1つはお正月です。普通、家族や親戚などと一緒に集まって新年を祝うのがキルギスで一般的です。夜の12時と同時に家族みんなでシャンパンで乾杯をし、今年も良い年になるようにお祈りの言葉を唱えます。キルギスはイスラム教の人が多いですが、サンタクロース(キルギスではデド・マロズと呼んでいます。)がお祝いに来るのが習慣です。キルギスの村には家で家族や親戚と一緒に祝いますが、ビシュケクではアラトー広場でお正月を過ごす若者も多いです。お正月の料理と言えば羊肉の料理がたくさん作られます。カズーとカルタ、という馬肉で作ったソーセージ、米で作られるプロフです。
2月23日「祖国防衛の日」:
ソ連時代には「赤軍の日」と呼ばれた祭りでした。現在、旧ソ連のロシア、ベラルーシ、タジキスタン、キルギスしか祝われません。でもソ連時代と違って今は、男性の日としてお祝いします。
3月8日「国際女性のデー):
元々、女性の権利と世界平和をめざす記念日だったこの祭りが、現在旧ソ連の国々でも祝います。でも、春、美しさ、女性、母の日の祭りとして考えられます。母にお礼を表す日としても考えられます。
3月21日「春の祭り,ノヴルズ」:
ノヴルズは3月21日に祝います。3000年以上の伝統のあるお祭りです。現在、ノヴルズはイスラム教の祭りとして考えられますが 実はその起源がイスラム教よりも1000年近く前に成立したゾロアスター教にさかのぼるといわれ、中央アジアにも伝わってきました。キルギスだけではなく、ウズベクキスタン、カザフスタン、トルクメニスタンでも祝う大事なお祭りです。その祭りでは必ず出る料理はマラクという小麦で作られる料理です。
5月9日「戦勝記念日」:
第二次世界大戦で勝った記念日で、平和を守ることを目指す祭りであります。また、第二次世界大戦に参加して、平和の世界を築いてくれた人々にお礼を表す祭りです。この日、ビシュケクのアラトー広場でパレードが行われ、戦争に参加した人々が発表をすることもあります。キルギスの村のほうには若者が戦争参加者の家に伺い、プレゼントをします。
8月31日「独立記念日」:
ソ連時代が1990年に崩壊して、1991年8月31日にキルギスが独立しキルギス共和国が誕生しました。キルギス共和国の歴史の中一番大事な日で、キルギスの人々の人生を変えた日です。祭りはキルギスのどこでもお祝いし、最大のお祝いがキルギスの首都であるビシュケクで行われます。毎年この日は、午前9からアラトー広場でパレードが行われ、夜キルギスの歌手のコンサートが行われます。
宗教的なもので言えば、キルギス共和国が1991年に独立してから、イスラム教の1カ月の断食の「ウラザバイラム」と「Kurban bairamクルバンバイラム」という祭りも国家の祭りと定められました。
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・2021年 アフターコロナの旅へ 中央アジア 2ヶ国周遊
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アラアルチャ自然公園
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ビシケクの南約40kmに位置する天山山脈・キルギス山地域の自然公園です。
1951年にアルパイン・キャンプとしてオープンし、1955年にアラアルチャと改名されました。国立公園となったのは1976年。
「多種のヒノキ科の植物たち」という名前の意味があります。
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バラサグン遺跡ブラナの塔
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2014年の6月にカタールのドーハで開催された国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会はキルギスと中国、カザフスタンの3力国が共同申請していたシルクロードの世界文化遺産登録を決めました。
その中で、長安(現在の西安や洛陽から敦煌を経て中央アジアに至る「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」で全長は約8700キロに渡り。構成する遺産は、かつて貿易により繁栄していた都市や仏教寺院を含む、中国22力所、カザフスタン8力所、キルギス3力所の計33力所となります。
キルギスの3カ所はネワケット、バラサグン、スヤブの遺跡になります。
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イシククール湖
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天山山脈の真珠」と呼ばれるキルギスのイシククール湖は南アメリカのチチカカ湖に続く、世界で2番目に標高が高いところにある湖です。
全長182km、幅58km。活発な火山活動により誕生致しました。冬も湖は凍ることなくとてもあたたく、夏は水温25度から28度まであがり気温よりもあたたかい湖です。周辺の山々には夏でもまだ雪が残り、湖岸では湖水浴が可能です。
この深くあたたかい湖は、何世紀にもわたり厳しい山々のオアシスとして考えられてきました。湖には多くの川が流れ込みますが、湖から流れ出す川は1つもないという不思議な湖でもあります。
ソ連時代は軍(魚雷)の試験場があったことから此処は外国人は立入禁止の幻の湖でありましたが、今は多くのリゾート客で賑わうキルギスを代表する観光地となっています。
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タシュラバット
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シルクロード時代に利用されていた石造りのキャラバンサライで中国へ抜ける有名なトルガルト峰(海抜3752m)の近くに位置しています。
内部は、中央のホール含む天窓が付いた大小さまざまな31部屋で構成されており、ドーム形をしています。
現在はハイキングやチャタルクル湖へ騎馬トッレキングのスタート地点になっており、近くには弊社のパートナーの経営するユルタのツーリストキャンプが設営されていて宿泊やお食事ができます。
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ソンクール湖
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海抜300mに位置している湖ののほとりで遊牧民たちが移動式住居のユルタを建て、家畜を放牧させながら暮らしていところとして有名です。
キルギス語で「最後の湖」という名前が付けられています。
此処でも、6月から9月まで弊社パートナー会社のユルタのツーリストキャンプが設営されていて宿泊やお食事ができます。
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ヘリフライト
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カルカラ谷から中国国境、天山山脈に至る、南イニルチェク氷河のベースキャンプへのヘリコプターフライトで訪問するオプショナルツアー。
南イニルチェックのベース・キャンプは標高4000mの南イニルチェック氷河の北天山山脈のまさに中心部という理想的な場所にあります。
ここからすぐそばにあるキルギスが誇る2つの雄大な山頂、ハンテングリ峰(標高7010m)と勝利峰(標高7439m)を望むことができます。
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メルズバヘル湖
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イニルチェック氷河の南部と北部の間に位置している神秘的な湖です。
氷河の水は毎年夏(8月頃)になると、イニルチェック川に流れ出しながら、氷の厚い層の合間を通り抜け出て来ます。(実際にはタイミングが合わないとこの光景を見ることはできなません。2012年は7月10日に見ることができました。)
湖の全長は6km、氷の橋によって2つに分けられています。そのうちの湖の下流部分では、水が川に流れていきますが、上流部分では水はどこにも流れていかず、満杯の状態になって来ます。1年に2回、夏と冬に湖は空っぽの状態になります。夏のこの現象は人々によく知られています。この湖は1903年、ドイツ人の地理学者ゴットフリードメルズバヘルがハンテングリ峰を目指す途中で発見されました。彼らは、バヤンコル峠、セミョーノフ氷河、ムシュケトフ氷河を通って後ろに戻り、他のアプローチ方法を探りました。それはイニルチェック氷河沿いを行くことででしたが、結局はうまくいかず、その代わりに、ハンテングリは天山山脈の中心部ではなく、山脈沿いに位置しているという重要な発見をもたらした。
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